ロータリーコネクターとは?

ロータリーコネクター(回転接続用コネクタ)とは、連続回転体や移動している加工材料への微小信号の接続や給電を目的としたコネクターです。

移動している加工材料と接触しながら、コネクターの回転部材を通じて加工材料に給電をしたり、回転している部材から電気信号を取り出したりといった働きをします。給電目的でワイヤを使用すると、ねじれて断線するなどの問題が発生することから開発された製品です。

現在、多く流通しているのは常温常圧でも凝固しない唯一の金属元素である水銀を使用したタイプ(有水銀)ですが、アジアンツールテクノロジーズ社では水銀の代替金属であるガリウム合金を使用した無水銀タイプを製作、世界初の量産化に成功しています。

ロータリーコネクターが活躍する機器装置

回転するパーツがある機器装置においては必要不可欠で、主な用途としては以下が挙げられます。

ロータリーコネクターの用途(一例)

回転する部品を持つ機械装置においてはロータリーコネクター必要不可欠で、主な用途例は以下の通りです。

半導体製造装置、工作機械、メッキ装置、回転式表示装置、梱包用装置、風力発電装置、電波暗室、可動式カメラ、加熱ローラー、ひずみゲージ、舞台装置、ケーブルリール、各種ターンテーブル、ロボット、センサ・ドラムヒータ・ランプ、溶接機(ロータリーアース) など

移動している加工材料への給電が有効な機械装置製造においては、ロータリーコネクターの使用によって著しい効率向上が期待できます。

スリップリングとの違いは?

ロータリーコネクターと同様、移動している加工材料に給電を行うのがスリップリングです。移動する加工材料にブラシを当てることで、ブラシを通じて給電するものです。

しかし、スリップリングは移動している加工材料とブラシの接点で摩擦が発生するため、ノイズが発生してしまいます。対するロータリーコネクターは、回転部材は移動する加工材料と接触こそするものの、同期して回転することからほとんど摩擦が起こりません。結果として、ノイズがほとんど発生しないという優れた特長を持っています。

スリップリングは上記の摩擦によって、ブラシの摩耗や摩耗粉の発生、摩耗粉の最終製品への混入による製品の品質劣化といった問題が発生する可能性があります。

スリップリングの用途(一例)
監視カメラ、テレビ会議、カメラの雲台、ロボットの関節部分、省力機器、搬送機器、測定機器、風力発電機、レーダー、CTスキャン、高所作業車、包装機、充填機、医療機器、ヘリコプター、戦車 など
RoHS指令対応のロータリーコネクターを
「スリップリングではなくロータリーコネクターを使用したい、
しかし水銀使用の製品しか見つからない」

という場合には、Asiantool®の無水銀ロータリーコネクターが最適です。

Asian Tool社のロータリーコネクター見積り・相談はこちらから!